食品工場経営理念 小山畜産青梅工場 |
HOME|会社案内|商品一覧|豚角煮のつくり方|雪華肉|SSL対応でお問合わせ・ご注文|メール |
株式会社 小山畜産青梅工場
(株)小山畜産青梅工場は、こう考えています。 ひまつぶしになれば幸いかと思います。 |
||
会社(工場)は 誰のもの? |
イキナリ聞かれるとエッ!と一瞬躊躇してしまう簡単で非常に難しい質問です。 結論から申しますと、会社はお客様のモノではないでしょうか。 お客様があって初めて会社が経営していけるのですから、お客様に必要として頂いてその会社があるのですから、やはり会社はお客様のものだと考えます。 確かに株主、経営者、従業員、取引先業者様がなくてはいけませんが、最終的には、その会社の商品やサービスを利用するお客様方(末端ユーザー・消費者)があってその会社が成り立つものと考えます。 また、そう考えれば仕事に対しての取り組み方も違ってくるのです。 資本主義社会の基本的な経営倫理の履き違えが、世間を騒がす事件の原因と考えます。 (お役人様もそう思って市民に尽してくれるとニッポンも変わるんだろ〜ナぁ) 2005/10 |
|
製品の安全と安心 | バブル崩壊後、食品の安全性に対する沢山の問題が出て来ました。 今もこの先も、人が関る食品が流通する以上は、この問題は延々と続きます。 (食肉業界、食品加工業界は、嫌になる程問題ばかり起こります。) 弊社は、過去の経験や大きな事件を、他山の石として確りと受け留め、お客様の信用を決して裏切らない商品づくりを目指します。 常に弊社で出来る限りを合言葉に、お客様が安全に安心してお召し上がりの出来る良質の美味しい製品を、心を込めてつくります。 (こんな当たり前の事なのに、あえて書かなければならない今の風潮が嫌です。) 2005/10 |
|
デフレの善し悪し | お客様が買われる商品価格が、安くなるに越したことはありません。 しかし、安ければ品質が悪くても良いという事はありません。 現在食品業界も、ものすごい価格の競争です。しかし、この辺が限界になってきているようです。 品質を落とさず、安い商品という事です。 なるべく安い商品にしたいがために、品質は二の次の製品を最近見掛けるようになりました(国産品)。 買う側は、価格で選ぶ時代じゃないことにそろそろ気が付いて欲しいと思います。 2005/10 |
|
製品価格 | いろんな会社や業者様とお取引してきました。 今も昔も商談時最終局面では、低価格の製品が要求されています。しかし、近年低価格だけで、ものづくりが出来ない状況になっているのも現実です。 弊社は、パート、アルバイトに、今自分たちがつくっている製品は一個いくらの商品で、一個売れたら、いくら自分たちの会社、給料に返ってくるのか、一日つくっていくらになるのか、そんな所まで説明して毎日製品をつくっています。もちろん電卓で経費・人件費の簡単な計算をさせて、自分たちがどう作っていかないといけないかも勉強しています。 常に出来る限り安い商品づくりが理想ですが、手作りに近い製品を毎日つくる中で、つくる側の「気持ち、やる気、心がこもる」製品作りが大切だと常々考えます。 製品一つ一つにつくる側の責任と心がこもる、商品づくりに必要な最低限な対価をいつも考えています。 2005/10 |
|
従業員 | 最近の食品工場では、外国の方が働いて製品をつくっているのが当たり前の状況ですが、弊社の従業員は全員が日本人です。 昔(バブルの頃)はミャンマー、ブラジル、韓国の方が弊社工場で製造に携わっていた時もありましたが、製造中にミスや問題が起きた時にとても苦労した経験 (言っていることが通じない。言葉が通じないのではなくて、考え方や意見が通じないのです。)があって、現在は地元の日本人の方だけで製造をしています。 もちろん日本人だってミスや問題を起こします。 ただその時どう解決するか、どうやってこれから同じ事を繰り返さないようにするか、各自がどのように責任を持って携わるか、そこのところの協力やサポートがやっぱり違うのです。 毎日いろんな商品をつくっていく中で、自分も含めてみんなが商品づくりに集中出来る環境が重要だと考えています。 2005/10 |
|
ネット広告カタ ログについて |
商品画像は全て自分で撮影してアップさせて頂いています。経費削減の目的もありますが、実物の商品以上に見た目を良くした画像は、インチキ・おかしいんじゃないか?と考えるからです。 以前某通販会社様とのお取引で、商品の写真取りに立会い、あまりの技術(テクニック)に驚いたことがありました。 それ以後商品画像に対して『お客様を誤魔化す様な事があってはいけないのではないか』という結論に達したのでございます。 2005/10 |
|
地球環境に対して | グローバルな意味で、人が現代の様な科学的な文明を使って生活する事は、環境破壊の原因です。 食品工場という立場から、考えつく出来る限りの方法で弊社は、環境破壊に繋がり難い手段で製品の製造を心がけています。 無駄な資材、電気、ガス、水道を使わず出来る限りの節約。製品のパック袋、箱などの包装資材で最終的にゴミになってしまうものは、軽量、コンパクトなゴミになる様に。 今工場の出来る範囲でやっています。 2005/10 |
|
衛生管理 (こんな部分で) |
食品工場では製品を製造中、製品に雑菌を付けない様に手袋をしているのが常識で通っていますが、弊社では、手袋の使用に疑問を抱き、出来る限り(手袋をしないと危険な場合以外)、素手で作業をしています。 「何のための手袋なんでしょうか。」と言うことに疑問を感じたからです。 自分の手をケガから守る為、一般的に力仕事では軍手を使用します。プレス機械屋さんは薄い皮のグローブとか。 食品の製造をしていく中、自分を含め従業員は、製品を雑菌から守る為に手袋を使用しているのでは無く、自分の手を汚さない為に使用しているのではないかと言う結論に至りました。 作業中は各自自分専用のアルコールスプレーを携帯して、製品以外のものを触った時、または15〜20分毎に手をアルコールで消毒しながら作業をしています。それ以外作業中手の汚れが気になる時は、常に手洗いを実行します。 面倒な感じがするかもしれませんが、これが理にかなっていると考えた結果です。 2005/10 |
|
品質管理 | 品質管理の考え方はピンからキリまで、そして毎日新しい品質管理の考え方が生まれてきます。 常に最新の品質管理システム・体制を、弊社独自で得ることは難しいと考え、専門会社 MeerPort(ミルポート)株式会社の指導を取り入れています。 2005/10 |
|
食べ物とモノ は違います? |
食品にたずさわる仕事をしていると、無意識に食べ物をモノとして扱っていませんでしょうか? たとえば大型量販店の食品売り場で、お客様のいる前で、陳列中に床に落とした包装商品を平気で陳列棚に並べたりとか・・・。 以前缶ビールを複数買いに行った時に、レジで缶ビールをレジのお姉さんが誤って床に落としてしまいました。飲み口がしっかりと凹んでしまった缶ビールを平気な顔をして袋に入れて私に渡そうとしたのでひどく怒ったことがありました。 (結局、別の缶ビールと交換してくれましたが。) 第三者から食品をモノの様に取り扱っていると指摘されて、ハッと気づかされた事はありませんか? 弊社も毎日の繰り返しの作業の中で、時間と製造マニュアルにしたがって製造していると、ウッカリ今つくっている食材や製品をモノとして意識して扱ってしまうことがあります。 気が付く度いつも自分も含め作業員に注意しています。 ”モノと食べ物は違う”という事に常に気を付けています。 過去、紙面になった食品に関する大きな事件も、つくる側・販売する側の人達が、食べ物をモノとして捉えたことが根本的な原因だと感じています。 モノは、ホカしても腐りません。食べ物は、ほっておくと腐ります。 モノは落としても壊れなければOKですが、床に落ちた食品は食べる訳にはいきません。 作業員には、「今つくっている製品は自分の家族が食べるものと思ってつくりなさい」とよく言っています。 食べ物を食べ物として扱う。仕事だから、忙しいからといっても忘れてしまう事がない様に努めています。 2005/10 |
|
衛生管理 2 (こんな部分で) |
弊社は現在殺菌等でアルコールを使用しています。以前は次亜塩素を希釈して殺菌に使用し仕事をしていました。 次亜は、メーカーで製品として作られた時からその効力が劣化していく事をご存知ですか? 当社でメーカーにその旨を確認したところ、メーカー担当者は、「確かに効力は落ちていきます。製造後1ヶ月でその効力は半分程度に減衰してしまう。キャップを開けていない状態で、常温下でそうなってしまう。」との事。 安価な殺菌液として魅力です。もちろん現在も仕事の中で使用していますが、2次的な殺菌剤として利用しています。 この様な特性を理解して使用しているという事なのです。 ご存知ではいなかった方一度次亜について調べてみては如何でしょうか。 2005/10 |
|
手づくりに近い 製品をつくる訳 |
それはやはり一番に、食べて美味しいからです。 二番目に、食材以外の製剤類の原料を使いたくないからです。 そういった製剤類は、食して無害と言われても、食品をつくる側としては、出来れば使いたくないと思うからです。 今量販店に陳列してある加工食品類の裏に書かれている原材料(食材以外)について、みなさんはどのくらい知識があって、理解されているのでしょうか。 食品工場で食材を加熱調理加工して、冷却して、真空包装のパックをして、冷凍または冷蔵で保管して、それを同じ温度帯で流通・納品して、お客様に召し上がって頂くまで。 きちんと製品の保管管理をしてあれば特殊な保存料など必要ないと考えます。(決められた賞味期限において) 歩留まり向上のための製剤も出来れば使いたくないと考えています。 最近は、かなり高性能な製剤もある様ですが、一定以上の水分保水は、やはり味や食感に影響を与えてしまう気がしてなりません。それと個人的に、水分が多い食品程傷むのが早い気がしてしまいます。 野菜・果物は抜いて、 貝・かに・えび>さかな>鶏>豚>牛 子供の頃からいろんな生き物を見てきて、常に上記の様な図式が頭の中にあります。 偏見も多少ありますが、生態を形成している水分量の多い生きもの程、環境の変化(PH変化等)に弱く、死んでから腐敗する時間も水分の多いもの程早い。(腐敗に関しては、その種が摂取しているものの持つ菌などにもよるところがありますが。) 製品の歩留まり(出来上り生造量)を上げるために製剤を使う⇒製品の水分が多くなる⇒その分傷みやすくなる⇒傷み難くする製剤・保存料等を使う⇒味が落ちる。⇒味を補う新たな製剤を使う。⇒・・・・・製剤・・・製剤・・・・。 そんな風にどうも考えていると、良く思えないのです。 だから余計な小手先を使わず、手作りに近いつくり方の製品をつくっている訳です。(非効率な製造法は、時代に逆行しています。) 美味しいのは良い事ですが手作りに近い為に、製品価格が高くなってしまうのが難点です。ここが問題です。 2005/10 |
|
安い製品のジンクス? |
新規お取引先様からキロ当たりの製品価格が非常に安い商品の依頼があります。通常の原価計算より更に下の下の価格です。 クライアントは、「グランドメニューです。月間数トン〜数十トンの注文になる。他の製品をつくっている余裕がなくなるョ。工場フル稼働しないといけませんョ。」と語ります。
コチラもサンプルの試作から、原料の仕入先との価格の見積・交渉、包材の選択、物流委託会社とのコストの打ち合わせナドナド、短期間に準備を万全に整えて、イザ製造が始まって出荷され順調に生産が行われます。 ところがしばらくすると、この製品の注文が来なくなり製造は終わってしまいます。 ナンデ?安いのに何で?不思議です。ミステリーです。 いつもこのような時考えてしまいます。悩んでしまいます。 製品に念がこもるのでしょうか? エエッ!! 原料に間違えがないか要注意。 製造工程に間違えがないか要注意。 味に間違えがない様に要注意。 包装に不良が出ない様に要注意。 作業が止まらない様に要注意。人件費を掛けない様に要注意。 包装に破損がないか要注意。 出荷個数、賞味期限、納品日を間違えない様に要注意。 通常の製品をつくる時以上に、安い製品には神経をとがらせます。 何故なら、やり直しにでもなったりしたら二度手間です。ハッキリ言って赤字です。 だから製造中 製品を見る度に『安い製品だから要注意』 『要注意2』と念じるのです。 もしかするとこの 『安いから 安いから2』 の気持ちが製品にこもってしまい、その製品が死んでしまうのかもしれません。 見えない力が働くのでしょうか?不思議です?ミステリーです?謎です・・・・。? ナ ン テ 非科学的事はありえませんよネ。 簡単な事です。わからない時は商売上手なお父さんに聞いてみましょう。 (お役人には分らないだろーなー。ドーシテモ知りたい方はめーるでお尋ねください。お答えします。) 上記の様な訳で、小山畜産青梅工場はメチャメチャ2安い製品は現在製造していません。(ドーセ続かないのですから!) 2005/10 |
|
|